Pacifica604W with Dragonfire (暫定版)
さて、パシフィカにDragonfireのアクティブPUを載せてみました。
作業中の画像をupしたかったところですが、作業に専念しすぎて画像を撮る余裕がなかったので文章だけで簡単に。
結論から言うと、Dragonfireピックアップの配線に関しては全く問題ありませんでした。9V電池を収納するスペースもギリギリ確保できます。
ただ、PU取付に際してパシフィカのボディに少々手を加える必要があります。
まず、PUキャビティが浅い為にセンターPUの下を5mm程ザックリと削りました。なぜセンターだけかというと、センターPU辺りにボディ裏のキャビティへと通じる配線用の穴が開いているため、センターPUの下に線が集中しスペースが必要となるのです。そのためボディへの加工が必要となる訳です。
PU付属の高さ調整用の取付ネジに関して。最初からPUに取り付けられたままなのですが、個体差もあるでしょうがかなり固い状態の物を引いてしまいました。そしてネジ自体あまり質がよろしくないようでネジ山が簡単に潰れてしまい、ペンチを用いてなんとか外すことが出来ました。あとここでもPUキャビティの浅さの為にネジの先端を切断することで対応しています。これはフロント、センター、リア全てです。高さの合うネジがあれば交換したいところです。
5wayセレクター交換に関して。ボディに取り付けた上にピックガードを設置する関係上どうしても表に出るレバー部分が短くなってしまいます。そのために両端のポジションに合わせるとツマミがピックガードと接触して外れてしまいます。これにはツマミ部分を削って対処しました。
リアPUのエスカッションは純正のものは2Sタイプで使えないので、フラットトップのフロント用のものを用意し取り付けました。リア用のものだと弦に接触する恐れがあります。
弦アースは最初配線していましたが外しました。
余談ながら弦交換の際、ペグを巻いて弦を張っていきネックにテンションがかかる度にネックのどこからからバキッと音がしてちょっと怖いです。
音は笑ってしまうぐらい某有名アクティブPUのような音がしますね。
あと、このギターにローラーナットを載せたかったのですが、ネック幅が少し細めなためにフェンダー純正のものだとサイズが合わないために断念しました。
という訳でこれで作業の全工程はほぼ終了です。あとはストラップロックピンを付けるぐらいでしょうか。望みの音は得られましたし、一度アクティブPUの取り付け作業をしてみたかったという欲求も満たされ満足です。